電気回路と電子回路

電気回路で習う事、電子回路で習う事?
電気回路で取り扱う内容はオームの法則、キルヒホッフの法則、ファラデーの法則、鳳ーテブナン(外国ではテブナンのみ)の法則などを 用い、電池、抵抗、コンデンサー、及びインダクタンスなどの受動素子をつないだ回路の計算です。 では、ここで問題、

問題1、キルヒホッフの法則を説明してください。
簡単過ぎますね。
答え:回路のあるノードに流れこむ電流はそこから流れ出る電流に等しい。

良く出来ました。半分正解です。???
第一法則と第二法則があります。

次に、電子回路は電気回路で扱う定常的な電流ではなく、非線型素子の半導体(ダイオード、トランジスタ、IC、LSI等)や電子管を 含んだ能動素子に流れる電流を取り扱います。例として、増幅回路、発振回路、過度現象等の電流現象を取扱います。
一方、電子そのものの性質や電子と光との相互作用を利用したCRT、レーザー等も取り扱います。
では、ここで問題、

問題2、入力電圧としてサイン波V1をR、L、CのみからなるFig.1の受動素子に加えた場合に出力電圧波形V2はどうなるか?
A、歪んだ波形となる。

B、振幅も周波数も同じサイン波である。

C、振幅が同じで、周波数が異なるサイン波となる。

D、振幅が異なるが、周波数の同じサイン波となる。

E、振幅、周波数が共に異なるサイン波となる。

問題3、発振回路を3例挙げて発振のメカニズムを説明せよ