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    コースの詳細

  • お問い合わせ先:幕張高度ポリテクセンター

    電子回路 /RF−IC設計技術
    日程
    コース番号 開催予定日
    2004/6/01〜2004/6/03


    概要 RF回路で問題となるMOSやBJTの各種パラメータの設定方法から、RF・アナログ・ディジタル混在システムのCDMA携帯電話を例にとり、CDMAローノイズアンプやギルバードセルミキサの設計、高周波アナデジミックスドシグナル解析等をCADツールを用いて行いその設計手法を習得します。
    対象者 RF−ICの設計・開発に携わろうとする方
    定員 12名
    受講料 35,000円
    使用機器
    ハードウェア:パソコン 
    ソフトウェア:(高周波回路設計ソフト)
    
    講師 加藤技術士事務所 加藤 友康

    カリキュラム
    教科項目 教科細目 時間(H)
    バイポーラRF−IC設計
    1)RF回路で問題になるBJTのパラメータ
      NF、ft、Sパラメータ、SPICEパラメータ
    2)高速バイポーラトランジスタ概要
    3)Si−Ge バイポーラRF−IC概要
    4H
    CAD実習
    1)CDMA低雑音増幅器
      マッチング回路の自動設計、自動最適化、IP3解析、CDMAデジタル
      信号解析
    2)発振器
      入力・出力それぞれにマッチング回路を設計、発振解析、位相雑音特性
    3)変・復調器(ギルバートセル・ミキサ)
      アナログバイアス回路設計、シングルバランスからギルバートセル・ミキサ
      設計
    4)PLL、ループフィルタ
      PLLの伝達関数特性、ループフィルタ設計理論、クローズドループの位相
      雑音解析手法
    5)高周波アナデジ・ミックスドシグナル解析
      基板/電源/グランドバウンス及び線間電磁界クロストーク
    6)CDMA携帯電話例
      RF/アナログ/デジタル混在システム
    5H
    C−MOSRF−IC設計
    1)RF回路で問題になるMOSのパラメータ
      NF、ft、Sパラメータ、SPICE(BSIM3)パラメータ
    2)高速MOSトランジスタ概要
    3)CMOS RF−ICの高速化、低消費電力、低雑音化
    4)Si基盤雑音とラッチアップ
    5)SiGe/CMOS(Si)/GaAs RF−ICの比較
    4H
    CAD実習
    1)CDMA低雑音増幅器
      マッチング回路の自動設計、自動最適化、IP3解析、W−CDMAデジタル
      信号解析
    2)発振器、VCO
      入力・出力それぞれマッチング回路を設計、発振解析、位相雑音特性
    3)変・復調器(ギルバートセル・ミキサ)
      CMOSアナログバイアス回路設計、マッチング回路、シングルバランスから
      ギルバートセル・ミキサ設計
    4)高周波アナデジ・ミックスドシグナル解析
      基盤雑音/電源/グランドバウンス及び線間電磁界クロストーク
    5)次世代CMOS RFアナログ・デジタル混在システムLSI設計への提言
    5H